クラゲコラーゲン配合の化粧品

クラゲコラーゲン配合の化粧品

クラゲから採取されたコラーゲンを配合している化粧品があるそうです。
確かに、クラゲといえばつるつる、ゼラチンかコラーゲンの塊のようなイメージですが、本当の組成はどうなのでしょうか?
そしてクラゲは動物ですが、その動物性のコラーゲンを使っている化粧品は肌に何等かの副作用などはないのでしょうか?

 

クラゲコラーゲン配合の化粧品なんてとても気になりますよね。
ちなみに、コラーゲンは体を作っているタンパク質の約30%を占めています。

 

美容目的の素材、特にスキンケア素材として利用されているほか、エイジケアの素材としても広く利用されています。
生物の長い進化の歴史の中で、単細胞生物がコラーゲンの生成に成功して多細胞生物が生まれました。
その後、多細胞生物の進化とともにコラーゲンも進化をしてきています。

 

約5億年前に出現したクラゲは多細胞生物の祖先に近いとされています。
したがって、クラゲのコラーゲンはコラーゲンの祖先とも言い換えることができるかもしれません。

 

ヨーロッパではクラゲコラーゲンを"Primitive Collagen(原始のコラーゲン)”と名付け、クラゲコラーゲンを配合した化粧品が販売されています。
また最近では、コラーゲン細胞培養用の基材としても研究が進められていますが、クラゲコラーゲンもそれに含まれているそうです。

 

特に皮膚や軟骨に関連する細胞の培養基材として各国で研究が進められています。その名の通りクラゲから抽出したコラーゲンです。
クラゲは硬い組織をもたないため、柔らかい組織を構成するコラーゲンと言われています。
クラゲの体組成の99%が水分ですが、この大量の水分を保持する能力はクラゲコラーゲンのためです。

 

クラゲコラーゲンの肌に対する良好な効果が細胞や動物レベルで確認されており、化粧品原料やメディカルデバイスとして有望な素材と考えております。
まずクラゲはヒトとは生物的に遠いため、狂牛病に代表される人と似たような感染症がありません。

 

最近の研究によれば、アレルギーは、ある物質が直接お肌に触れることによって発症し、その後、その物質を食することで誘発されることがわかっています。
クラゲは古来から食経験がありますが、大量に摂取するものではありませんので、アレルギーのリスクも低いのです。

 

またクラゲは刺胞動物ですので毒を持つ種もいるという懸念があるかもしれませんが、クラゲ毒は非常に安定性が低く、精製過程で分解してしまうことがクラゲ毒の研究を難しくしている一因と言われています。

 

つまり、クラゲが毒を持っていたとしても、クラゲコラーゲンの抽出製造過程ですべて毒性がなくなり、安全なコラーゲンと変化しているそうです。しかも、安全性試験もしているので、クラゲコラーゲン配合の化粧品に毒が混入はあり得ないとのことでした。